侍抜擢の大学生が驚愕「見たことないスイング」 ドラフト目玉が見た“レベルの違い”

侍ジャパンの練習に参加した明大・宗山塁(左)と青学大・西川史礁【写真:小林靖】
侍ジャパンの練習に参加した明大・宗山塁(左)と青学大・西川史礁【写真:小林靖】

青学大・西川は村上の打撃に「今まで見たことないようなスイング」

 3月6、7日の「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs 欧州代表」(京セラドーム)に挑む日本代表「侍ジャパン」が5日、大阪市内で練習を行なった。大学生ながらも侍ジャパンに抜擢された青学大・西川史礁(みしょう)外野手、明大・宗山塁内野手の今年の“ドラ1”候補は侍常連の2選手に魅了された。

「WBCでも4番を打っていた村上さんの打撃を目の前で見ることができて、本当に今まで見たことないようなスイングだったり、打球の速さでした。すごく学ぶことができました」

 日本が誇る長距離砲の打撃から刺激を受け、西川は瞳をキラキラと輝かせた。ヤクルト・塩見泰隆外野手とはキャッチボールなど、ペアでこなしたメニューも多く、2021年のヤクルト日本一のリードオフマンからは「普段どういうことを意識して練習しているのか話を聞くことができて本当に勉強になりました」と収穫を口にした。

 同じく宗山は同じ遊撃手の西武・源田壮亮内野手や阪神・中野拓夢内野手ら、球界を代表する名手と一緒にノックを受けた。「後ろから見ていてエラーしそうにないというか、本当にどんな打球でも捕るんだろうなという感じはしました」。

 源田とはグラブ談義を行い、実際にグラブをはめた。源田は小指の部分に薬指と2本を入れて捕球する。「感覚は全然違うと思いました。そんなに使っていないというのもあるかもしれないですけど、すごく張りがあって捕りやすそうだと思いました」。

 井端弘和監督は西川、宗山ら招集した4人の大学生について「早く打ち解けてもらって、短い時間ですがいいチームを作りたい」としながら「いいところを吸収して、また同じ場所に戻ってきてほしい」と成長に期待していた。

(湯浅大 / Dai Yuasa)

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