侍J抜擢も骨折判明の明大・宗山「すごく申し訳ない」 チーム帯同も「悔しさある」

野球日本代表「侍ジャパン」に選出された明大・宗山塁【写真:小林靖】
野球日本代表「侍ジャパン」に選出された明大・宗山塁【写真:小林靖】

右肩甲骨骨折の宗山は「バット強く振った時とか強く投げる時に痛みあります」

「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs 欧州代表」(京セラドーム)に臨む日本代表「侍ジャパン」に抜擢されながらも、右肩甲骨の骨折が判明した宗山塁内野手(明大)は6日の試合後に心境を語った。

「こういった素晴らしい経験するために代表チームに呼んでいただいたにも関わらず、プレーできないのはすごく申し訳ない気持ちですし、悔しさもあるんですけど、ベンチにも入れてもらえますし、帯同させてもらえるので色々学びたいです」

 宗山は今秋のドラフト1位候補として名前が挙がっており、明大1年時からリーグ戦に出場。3年間で通算打率は.348、8本塁打44打点、94安打を記録している。大学2年時から2年連続で侍ジャパン大学代表に選出され、今回のトップチームに抜擢されていたが召集前の実戦で死球を受けていたという。

 NPBエンタープライズはこの日の試合前に宗山の骨折を発表。井端弘和監督も「試合には出ません。守備にもつかないです」と欠場を明言。チームには帯同させる方針で「早く治して、復帰してくれればいいですけど。いいものを見て学んで今後に取り入れてもらえばいいかなと思います。ベンチには入れます」と語っていた。

 宗山は症状について「野球の動作の中で少し気になるところはあるんですけど、治療もしてもらっているので、確実によくはなっているので、ここからひどくなることはないと思います。動作の中でバット強く振った時とか強く投げる時に痛みあります」。

 青学大・西川の活躍については「素直に嬉しかったし、その中でも自分もここでやれたというのは悔しい思いもある。負けないように頑張りたいと思います」と語った。

(湯浅大 / Dai Yuasa)

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