ヤ軍天才の止まらぬ打棒…無双の打率.700 “大谷超え”25歳に衝撃「MVPは君のもの」

レイズ戦に出場したヤンキースのフアン・ソト【写真:ロイター】
レイズ戦に出場したヤンキースのフアン・ソト【写真:ロイター】

今春のOP戦は打率.583、3本塁打、OPS2.143の猛打を披露

■レイズ 4−3 ヤンキース(オープン戦・日本時間7日・タンパ)

 天才打者の打棒が止まらない。ヤンキースのフアン・ソト外野手は6日(日本時間7日)、レイズとのオープン戦に「2番・右翼」で先発出場。第1打席で安打を放ち、打率は一時「7割」に到達した。オープン戦での驚異的な打撃に「誰か彼ができないことがあるなら教えてくれ」「MVPは君のもの」と米ファンを虜にしている。

 試合前の時点でソトはオープン戦打率.667、OPS2.616をマーク。第1打席で右腕タージ・ブラッドリーに対してカウント3-2から中前打を放ち、今春10打数7安打、打率.700に達した。その後2打席は凡退して打率は.583に“下降”したものの、OPSは依然として2.143と高水準をキープしている。

 ヤンキース専門番組「トーキン・ヤンクス」の公式X(旧ツイッター)やブリーチャー・レポートの野球専門アカウント「B/R Walk-Off」がX(旧ツイッター)などでこの事実を伝えると、米ファンから「彼は最高の年を迎える準備ができている」「彼に10億ドル(約1480億円)の契約をあげて」「彼はもっと良くなれる」「もしFAで彼を失うことになったら、立ち直れないかもしれない」と驚きの声が集まった。

 25歳のソトは大谷と同じ2018年に19歳にしてメジャーデビューを果たし、1年目から22本塁打、OPS.923の活躍で新人王投票では2位に。2020年には首位打者のタイトルを獲得し、通算6年で160本塁打、OPS.946、シルバースラッガー賞を4度受賞。このオフにパドレスからヤンキースへトレード移籍した。

 年俸調停権を持つ選手としては、ドジャース・大谷翔平投手を抜いて史上最高額の3100万ドル(約45億円)で契約に合意。2024年オフにFAとなる見込みで、一部報道では5億ドル(約724億5000万円)以上の契約を手にするとも見られている。大事なFAイヤーで早くも状態の良さをアピール。シーズンでも“無双”して巨額契約を手にできるだろうか。

(Full-Count編集部)

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