西武25歳が「覚醒してるやん」 GMも予言した“環境変化”…OP戦無双の「1.111」

西武・元山飛優【写真:小林靖】
西武・元山飛優【写真:小林靖】

西武・元山飛優が好調をキープ、12日の中日戦でも小笠原から二塁打

 昨年12月にトレードで加入した西武・元山飛優内野手が新天地で躍動している。オープン戦は11日までの3試合で打率.333と好調をキープ。1本塁打も放っており長打率.778。出塁率と合わせたOPS「1.111」はヘスス・アギラー内野手に次ぐチーム2位の成績で、ファンもSNS上に「移籍で覚醒してるやん」など歓迎のコメントを寄せている。(成績は全て11日時点)

 宮川哲投手とのトレードで入団した25歳の元山は、2020年ドラフト4位で東北福祉大からヤクルトに入団。俊足と守備力に定評があったが、ヤクルト時代は怪我にも泣かされ、昨季は22試合出場で打率.179に終わっていた。

 西武で迎えた春季キャンプではA班メンバーに入り、明るいキャラクターでチームに溶け込んでいた。渡辺久信GMも入団時には「守れる内野を探していた。高校の時から見ている。佐久長聖の時は学校まで行って見に行っているからある程度のことわかっている。ヤクルトでは怪我してから、出遅れたすきに若い選手出てきちゃった」とアマ時代にマークしていたことを明かしていた。

 元山の躍動にファンはSNS上に「今の西武ファンの悩み 元山飛優どう使うか問題」「まじでえぐい」「いい意味でヤクルトを見返すくらいの活躍を期待したい」と称賛の声が相次いでいた。

 12日の中日とのオープン戦でも「6番・三塁」で先発し、第1打席で小笠原から一塁線を破る二塁打をマークした。「タイミングのこともある。環境変わって伸びしろもある。若いし、全然これからだと思いますよ」。渡辺GMの言葉通り、新たな環境で覚醒の予感を漂わせている。

(Full-Count編集部)

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