鷹助っ人が代打逆転弾、板東が4回無失点の好投 ハムのドラ2が引き分け呼ぶタイムリー

西武のボー・タカハシ(左)とソフトバンクのアダム・ウォーカー【写真:矢口亨】
西武のボー・タカハシ(左)とソフトバンクのアダム・ウォーカー【写真:矢口亨】

ハムは4-4で広島と引き分け…2点差を9回に追いついた

 日本ハムは12日、広島とのオープン戦(エスコンフィールド)に4-4で引き分けた。本拠地開幕戦での先発が内定している山崎福也投手が先発し、3回にレイノルズの適時内野安打、坂倉の2点打で3点を失う。6回には2番手・杉浦稔大選手が適時打を浴びた。

 打線は3点を追う3回、野村佑希内野手の二塁打などで2死三塁の好機をつくり、水野達稀内野手の適時二塁打で1点を返す。8回2死満塁から、江越大賀外野手の押し出し死球で2点差に迫ると、9回にはドラフト2位ルーキー・進藤勇也捕手の適時打、水野の適時二塁打で同点に追い付いた。

 先発の山崎は4回を76球9安打無四死球4奪三振3失点。打線では水野、アリエル・マルティネス捕手が2安打をマークした。

西武・平良が5回を1失点、代打・牧野が勝ち越しのタイムリー

 西武は中日とのオープン戦(ベルーナドーム)に2-1で勝った。先発の平良海馬投手は2回2死二塁から適時打を浴び、先制を許す。しかし3回以降は立て直し、4回には3者連続三振を奪った。6回からはボー・タカハシ投手が登板。4イニングを無失点に抑えた。

 打線は5回、先頭の元山飛優内野手が安打で出塁し、暴投の間に三塁へ到達する好走塁を見せた。続く外崎修汰内野手の適時打で同点。7回裏には渡部健人内野手は二塁打で出塁、1死から代打・牧野翔矢捕手が適時打を放ち、勝ち越しに成功した。

 平良が5回を77球2安打2四球7奪三振1失点の好投。2番手のボー・タカハシも4回を60球1安打無四死球2奪三振無失点に抑え、本拠地初戦で勝利を収めた。

ウォーカーが代打逆転2ラン、2番手・板東は4回を無安打投球

 ソフトバンクは巨人とのオープン戦(鹿児島)に3-2で勝った。初回、栗原陵矢内野手の二塁打で好機をつくり、山川穂高内野手の適時打で1点を先制する。

 4回に石川柊太投手が萩尾に1号2ランを許し、逆転された。しかし、6回2死二塁で代打のアダム・ウォーカー外野手の1号2ランで逆転に成功。これが決勝点となり、1点差の接戦を制した。

 先発の石川は4回を4安打3奪三振2失点。2番手・板東湧梧投手は4回を無安打1四球4奪三振無失点の好リリーフ。オープン戦3登板で防御率0.00と順調な調整ぶりを見せた。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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