大谷HR球をあっさりプレゼント 衝撃2号の裏で感動のファン交流「将来のド軍選手に」

ドジャース・大谷翔平のHR球をキャッチしたジョシュ・オロペサさん(左から2人目)【写真:小谷真弥】
ドジャース・大谷翔平のHR球をキャッチしたジョシュ・オロペサさん(左から2人目)【写真:小谷真弥】

大谷HR球をキャッチしたオロペサさんは野球少年にプレゼント「彼もド軍ファンだし」

■ドジャース 6ー4 ジャイアンツ(オープン戦・日本時間13日・グレンデール)

 ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたジャイアンツとのオープン戦に「2番・指名打者」で先発出場し、6回の第4打席で左越え2号2ランを放った。外野フライに思われた一撃がスタンドに飛び込む衝撃弾。2月29日(同1日)の結婚発表後初アーチとなったが、その裏でドジャースファンの感動の交流があった。

 大谷のHRキャッチしたのは36歳のジョシュ・オロペサさん。ジャイアンツの本拠地に近いカリフォルニア州ホリスター在住だが、「オオタニを見るために来た」という熱狂的なドジャースファンだ。左翼芝生席で観戦中に大谷のHR球をゲット。しかし、そのボールを近くにいた12歳のタイタス・ウィリアムズくんにあっさりプレゼントした。

「試合に興奮していたから、プレゼントをあげたかったんだ。彼もドジャースファンだしね」

 もちろん、大谷の本塁打ボールに価値があることは自覚している。それでも、なぜプレゼントしたのか。オロペサさんはメキシコにルーツがあり、同郷で球団往年の名投手フェルナンド・バレンズエラに魅了されてきた。ウィリアムズくんは大谷Tシャツを着た右投げの投手。ネイビーの帽子も「17」の刺繍入りだ。かつてバレンズエラに熱狂する自身と重なる部分があったようだ。「彼には将来のドジャース選手になってもらいたい。いいTシャツも着ているしね」。将来へ期待を込めた。

 年齢が二回り離れた2人だが、大谷へ寄せる思いは熱い。ウィリアムズくんは「(大谷は)いい選手だと思います。いい投手だし、打つことも守ることもできる。今年は打撃に期待しています」。オロペサさんは「ショウヘイはファンを再びドジャースに引き寄せてくれる存在だ。ドジャースに興奮を与えてくれるような選手になることを期待している」と、ワールドシリーズ制覇へ思いを寄せた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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