巨人OBが絶賛した20歳の“才能” 「悪いところ見当たらない」プロの中でも光るスター性
青学大・西川は欧州代表戦2試合で7打数3安打、ダイビングキャッチも披露
巨人、メジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。野球日本代表「侍ジャパン」トップチームに抜擢され、攻守に躍動した青学大の西川史礁(みしょう)外野手について「スター性が十分あるなという選手。絶賛しかない。悪いところが見当たらなかったくらい」と賛辞を惜しまなかった。
西川は「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本vs欧州代表」第1戦に途中出場して2打数2安打1打点。第2戦は「1番・中堅」でスタメン出場し、打撃は初回の投手強襲安打1本だったが、中堅守備で7回にヒット性の飛球をダイビングキャッチして沸かせた。
2試合で7打数3安打。高橋氏は積極性に注目し「凄いね。いきなり1番打者で、大学生ですよ。初球からあのスイングはできない。周りがプロの選手ばかりで気を使ったりとか、なかなか手が出ない。それを見事にいきなり初球から、能力の高い選手だなと改めて思いました」と目を細めた。
ダイビングキャッチに関しても「なかなかああいうプレーって大一番でできるものではない。そこに飛んでそのプレーを簡単にやったように見えた。それが持っているなというか」と感心する。
今秋ドラフト会議に向けても楽しみは増すばかり。今後も侍ジャパンとして活躍できる選手になるか聞かれると「十分期待ですね。もちろんプロに入って成績を出さないといけないですけど、競争に勝って、いいプレーヤーになってもらいたい。見ているこっちがワクワクする選手。それは自覚しながら、プロに入って能力を高めてもらいたいなと」とエールを送った。