鷹ドラ3が存在感…2軍公式戦初安打&初打点 西武エースが貫禄のパーフェクト投球

ソフトバンク・廣瀬隆太と西武・高橋光成【写真:藤浦一都、小林靖】
ソフトバンク・廣瀬隆太と西武・高橋光成【写真:藤浦一都、小林靖】

鷹はウエスタン・リーグ連敗スタート、スチュワートは5回1/3を3失点

 ソフトバンクは16日、ウエスタン・リーグ中日戦(タマスタ筑後)に1-3で敗れた。先発のカーター・スチュワート・ジュニア投手は2回1死から福永に1号ソロを浴び先制を許す。以降は5回まで無失点で粘ったが、6回に無死1、3塁のピンチを招き、二ゴロの間に失点して降板。2番手・中村亮太投手は、2死二塁から石橋に適時二塁打を浴びた。

 打線は5回の1死一、三塁の好機を逃すなどゼロ行進。9回に柳町達外野手、廣瀬隆太内野手の連打で1点を返し、なおも1死一、二塁としたが、野村大樹内野手が併殺打に倒れた。

 スチュワートは5回1/3を99球4安打3失点。ウエスタン・リーグは開幕から2連敗となった。ドラフト3位ルーキーの廣瀬は公式戦初安打、初打点を記録した。

西武・高橋光成が2回無失点、ハム・鈴木は3回零封

 西武と日本ハムのイースタン・リーグ1回戦(カーミニーク)は1-1で引き分けた。西武の先発・青山美夏人投手は6回に同点適時打を許したが、6回を4安打3奪三振1失点の力投。3番手の高橋光成投手は2回を3奪三振無失点だった。

 打線は2回1死満塁で是澤涼捕手の内野ゴロの間に1点を先制。延長11回に2死二、三塁とするも、あと1本が出なかった。山村崇嘉内野手、岸潤一郎外野手が2安打している。

 日本ハムは6回2死一、三塁から有薗直輝内野手が同点適時打。先発・田中瑛斗投手が3回を3安打1失点、2番手・鈴木健矢投手は3回を1安打3奪三振無失点と好投した。中島卓也内野手と水谷瞬外野手が選手が2安打を放った。

ロッテ美馬は5回途中を無失点、安田が適時打

 ロッテはイースタン・リーグDeNA戦(ロッテ浦和)に3-3で引き分けた。先発・美馬学投手は初回から2イニング連続3者凡退。3、4回はピンチを招きながらも無失点で切り抜け、5回に2死満塁としたところで降板した。

 打線は初回、敵失で先制。さらに1死三塁で、安田尚憲内野手の適時打で2点目を挙げた。5回には山本大斗外野手、角中勝也外野手の連打でチャンスをつくり、野選で1点を追加した。

 しかし7回、大谷輝龍投手が1死一、三塁のピンチを招き、内野ゴロの間に1点を献上。8回には坂本光士郎投手が2死一、三塁とし、後を受けた菊地吏玖投手が連続適時打を浴び、同点に追いつかれた。

 延長10回から秋山正雲投手は2イニングをパーフェクト投球。しかし、得点を奪えなかった。

(「パ・リーグ インサイト」山岡雄一郎)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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