無失点デビューも「やっちゃった~」 松井裕樹が反省…ダルビッシュには感謝

ドジャース戦に登板したパドレス・松井裕樹【写真:ロイター】
ドジャース戦に登板したパドレス・松井裕樹【写真:ロイター】

パドレス・松井「僕らしいと思ってくれるかな」

■ドジャース 5ー2 パドレス(20日・高尺スカイドーム)

 待望のメジャーデビューを果たした。パドレスの松井裕樹投手が20日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われたドジャースとの開幕戦で6回1死から4番手で登板。アウト2つを奪い、開幕戦でホールドを記録した。四球1つを与えるも三振を1つ奪い「僕のことをよく知ってくださる日本のファンのみなさんは、四球を出して、三振を取って……僕らしいと思ってくれるかな」と微笑んだ。

 2-1の1点リードの6回1死から登板。先頭のアウトマンの打席では、ピッチクロック違反を取られる場面もあり、四球を与えた。「やっちゃった~と思った。オープン戦は落ち着いていたんですけど、タイム(時間)の意識が一瞬、あの球だけ飛んでしまった」と唇を噛んだ。

 続く代打のエンリケ・ヘルナンデスからはメジャー初奪三振。見守った先発のダルビッシュ有投手も拍手を送り「ナイスピッチングと言ってもらえました。本当にダルさんに支えてもらって、自分もメジャーのマウンドに立てたので、ありがたい存在ですし、これからも背中を追いかけていきたいです」と先輩右腕に感謝した。

 ドジャース・大谷翔平投手とは日本時代は16、17年に1打席ずつ対戦。計2打数1安打1打点、1三振だったが、この日の対決はなかった。アウト2つを奪って降板し「大事な試合、開幕戦で勝っている展開で出してもらえて意気に感じます。最低限、仕事はできたかなと思います。なるべくランナーを出さないように、明日以降、頑張りたいです」と目線を上げた。

(Full-Count編集部)

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