大谷翔平は「2番・DH」　水原氏が電撃解雇も試合出場…先発は山本由伸、初アーチなるか

開幕戦では2安打を放ち打率.400としていた

■ドジャース ー パドレス（日本時間21日・高尺スカイドーム）

　ドジャースの大谷翔平投手は21日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われるパドレスとの開幕第2戦に「2番・指名打者」で先発出場する。地元放送局「スポーツネットLA」リポーターのキルステン・ワトソンさんが自身のX（旧ツイッター）で伝えた。デビューマウンドにあがる山本由伸投手を援護する今季1号が飛び出すか、注目が集まる。

　朝には衝撃のニュースが飛び込んできた。球団はこの日、水原一平通訳を解雇したと発表。複数の米メディアが違法賭博に関与した疑いがあると伝えている。「ESPN」によると、20日の試合後に水原通訳はクラブハウスで自身がギャンブル依存症であることを選手らに告白したという。第2戦に向けて宿舎を出発する大谷の横には、水原氏の姿はなかった。

　大谷は20日に“ドジャースデビュー”を果たし、開幕戦では初のマルチ安打、打点、盗塁を記録するなど5打数2安打1打点1盗塁だった。初対戦となったダルビッシュ有投手からは3回の第2打席で、打球速度112.3マイル（約180.7キロ）の痛烈な右前打を放った。

　パドレスの第2戦の先発はジョー・マスグローブ投手。2021年にノーヒットノーランを達成し、昨季は10勝3敗をマークした。大谷は通算7打数無安打1三振と抑え込まれている。

　ドジャースの先発マウンドには、メジャーデビューとなる山本があがる。オープン戦では、3試合で計9回2/3を投げて0勝1敗、防御率8.38だった。20日の開幕戦前の会見では「オープン戦の成績は確かに悪かった。そこはオープン戦だと割り切って。たくさん確認できましたし、開幕に向けて良い準備ができたと思います」と話していた。

　大谷は20日の試合後、山本について「（かけた言葉は）ないですね。本人も緊張しなさそうなタイプだと思うので、リラックスして入れると思いますし。今日まず勝ったのでそれもまたリラックスしては入れる要因じゃないかなと思いますし、早い回で援護できればいいんじゃないかと思います」と話した。

【ドジャース】
1（遊）ベッツ
2（指）大谷翔平
3（一）フリーマン
4（捕）スミス
5（三）マンシー
6（左）テオスカー・ヘルナンデス
7（中）アウトマン
8（右）ヘイワード
9（二）ラックス
（投）山本由伸

（Full-Count編集部）