藤浪晋太郎、2試合連続失点で防御率12.27 2暴投で1回1失点…開幕メジャー厳しい状況

メッツ・藤浪晋太郎【写真:Getty Images】
メッツ・藤浪晋太郎【写真:Getty Images】

タイガースとのオープン戦に救援登板、2死三塁から背中の後ろへ暴投で失点

■メッツ 10ー5 タイガース(オープン戦・日本時間22日・レークランド)

 メッツの藤浪晋太郎投手は21日(日本時間22日)、フロリダ州レークランドで行われたタイガースとのオープン戦に救援登板。1回を投げて1安打1失点だった。暴投2つと制球が定まらず、2試合連続となる失点。防御率12.27となり、開幕ロースター入りへ厳しい状況となっている。

 6点リードの8回に6番手としてマウンドに上がった。先頭のメンドーサに左前打を許すと、続くイバニェスは内角高めへのスプリットで見逃し三振に斬ったが、ウルシェラへの2球目が暴投で走者は二塁へ。二ゴロに抑えたが走者は三塁に進み、続くディングラーへの6球目が背中の後ろへの暴投で生還を許した。

 最後は低めへのカッターで空振り三振を奪い、2三振無四球の内容だっただけにもったいない失点となった。25球を投じてストライクは16球。最速は98.8マイル(約159キロ)だった。オープン戦はここまで5試合に登板して0勝1敗2ホールド、防御率12.27の成績を残している。

 メジャー2年目のシーズンは、2月14日(同15日)に年俸335万ドル(約5億円)プラス出来高でメッツと契約。米ニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン記者によると、球団はマイナー降格の選択権を持っており、開幕メジャー生き残りへアピールが必要な状況となっている。

(Full-Count編集部)

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