オリは元ドラ1が育成登板から復活、ロッテは14安打で初勝利 22日のパ・リーグ2軍結果

ヤクルト戦に出場したロッテ・石川慎吾【画像:パーソル パ・リーグTV】
ヤクルト戦に出場したロッテ・石川慎吾【画像:パーソル パ・リーグTV】

ロッテはヤクルトに14安打9得点を挙げ今季初勝利

 プロ野球2軍は22日、6試合が行われた。パ・リーグの本拠地では、オリックス-ソフトバンクが1-1の引き分け、日本ハムが巨人に0-3で敗戦。ロッテはヤクルトに9-2で勝利した。

 オリックスは、14日に支配下復帰を果たした富山凌雅投手と椋木蓮投手がそれぞれ2回ずつ、計4回を投げた。富山は2回1安打4奪三振無失点、椋木は連打で先制を許したものの2回2安打4奪三振1失点。トミー・ジョン手術からの復活へ、上々の内容を見せた。一方、打線は、相手先発・村田賢一投手の前に7回までわずか2安打に終わったが、8回裏に相手のミスも絡んで同点に追いついた。延長の末引き分けとなった。

 日本ハムは先発・山本晃大投手は、2回までそれぞれ3者凡退の立ち上がり。4回に四球や味方の失策などで無死三塁とし、オコエ瑠偉外野手の犠飛で先制を許した。要所を締める投球で4回1安打1四球1失点で降板した。一方の打線は、相手先発・田中千晴投手、2番手・戸田懐生投手の前に5回まで1安打に抑え込まれる苦しい展開。6回には、1死から今川優馬外野手が安打で出塁するも、後続が倒れて得点できず完封負けを喫した。

 ロッテは2回、井上晴哉内野手の犠飛と植田将太捕手の適時打などで3点を先制。直後に2点返されたが、3回に1点を加え、5回にも石川慎吾外野手、井上、金田優太内野手の3連続適時打で追加点を挙げた。その後も得点を重ね、14安打9得点で、今季ファーム初勝利を記録した。

(「パ・リーグ インサイト」丹羽海凪)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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