有原、小島ら開幕投手が好投…ハムは劇的な逆転サヨナラ勝ち 22日のパの試合結果

広島戦に先発したソフトバンク・有原航平【画像:パーソル パ・リーグTV】
広島戦に先発したソフトバンク・有原航平【画像:パーソル パ・リーグTV】

日本ハムは1点を追う9回にマルティネスがサヨナラ3ラン

 プロ野球は22日、オープン戦6試合が行われた。パリーグでは日本ハムが5-3でDeNAにサヨナラ勝利し、オリックス、楽天の3球団がセ・リーグの球団に勝利した。

 日本ハムは先発の伊藤大海投手が5回1/3を89球4安打1四球7奪三振2失点(自責点1)で降板。試合は1点ビハインドの9回にアンドリュー・スティーブンソン外野手と万波中正外野手の連打で好機を演出。アリエル・マルティネス捕手が左中間へ豪快な逆転サヨナラ1号3ランを放った。

 楽天は東京ドームで巨人と対戦。先発・早川隆久投手は3回までに7三振を奪う好投で4回と1/3を投げ、75球2安打2四球9奪三振1失点と、開幕に向け万全な仕上がりを見せた。試合は5回に太田光捕手に1号2ランで先制。最後は則本昂大投手が3者凡退で締めて3-1で勝利した。

 オリックスは阪神と日本シリーズの再戦。5回までに3点を奪うと、先発の宮城大弥投手が6回6安打1四球7奪三振無失点の快投。2番手・山岡泰輔投手が3回を3安打無四球2奪三振に抑え、阪神打線相手に完封リレーを完成させた。打席では新加入の西川龍馬外野手が本塁打を含むマルチ安打を記録している。

ソフトバンク・有原、ロッテ・小島ら開幕投手が好投

 ソフトバンクは本拠地で広島と対戦し、2-2の引き分けに終わった。開幕投手に任命されている有原航平投手が5回1安打無四球5奪三振無失点の好投でマウンドを降りると、打線は7回に栗原陵矢外野手、アダム・ウォーカー外野手に連続本塁打が飛び出し、2点を先制する。しかし、8回に追いつかれそのまま試合終了となった。

 西武は本拠地でヤクルトと対戦。初回にヘスス・アギラー内野手の適時打で先制に成功し、2回にも追加点を挙げた。しかし、6回に4番手・平井克典投手が村上、サンタナにそれぞれ適時打を浴び同点を許すと、7回に佐藤隼輔投手が勝ち越しを許した。打線も8回以降は1安打にとどまり、2対3で試合終了した。

 ロッテはバンテリンドームで中日と対戦。開幕投手が内定している小島和哉投手が先発した。初回に中田の適時打で先制を許すも、以降は要所を締める投球。結果的には5回3安打1失点でマウンドを降りた。新戦力のネフタリ・ソト内野手が2安打2打点の活躍を見せたが、6回に東妻勇輔投手が3失点を喫し逆転を許す。9回も無死満塁の絶好機を得るも1得点にとどまり試合終了となった。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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