「なぜトレード出した?」防御率10点台→開幕ローテへ 巨人の元新人王に“復活気配”
巨人の高橋礼が5回3安打1失点の好投、開幕ローテの座を掴み取るか
巨人の高橋礼投手が、新天地でいきなり開幕ローテーションの座を掴み取ろうとしている。24日に東京ドームで行われた楽天とのオープン戦に先発。5回3安打1失点の好投でアピールに成功し「マジでいいな」との声が上がっている。
初回2死二塁から4番の浅村に左前適時打を許したが、ここからの安定感が光った。2回から4回まで失策や四球はあったものの安打を許さず。5回先頭の田中和に右前に運ばれたが、続く石原を遊ゴロ併殺とチャンスを作らせなかった。
高橋礼は専大松戸高、専大を経て2017年ドラフト2位でソフトバンク入り。2年目の2019年には23試合に登板し、12勝6敗、防御率3.34の成績で新人王に輝いた。日本シリーズでも巨人相手に7回無失点の好投を披露。同年オフには第2回プレミア12で野球日本代表「侍ジャパン」にも選出され、世界一に輝いた。
翌2020年は中継ぎに回り、勝利の方程式の一角として52試合に登板。防御率2.65と安定していた。しかし、以降は制球難に苦しみ、昨季は5試合の登板で防御率10.80と低迷。オフに2対1の交換トレードで巨人へ移籍した。すると、オープン戦では2試合に先発して1勝0敗、防御率1.00と好成績を残している。
新天地で開幕ローテーションの座を掴み取ろうとしている28歳に、SNS上のファンも反応。「想像以上に活躍してくれそうでたまらん」「やってくれそうだな」「これは本当にいいぞ」「めっちゃいいやん」「期待しかない」「頼もしい」「なぜトレード出したん?」といったコメントが寄せられている。
(Full-Count編集部)