大谷翔平の新通訳が信頼されるワケ 米記者が分析…「エネルギーがある」抜群の存在感
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アイアトン氏が再脚光…LAタイムズ紙記者「彼がもたらすエネルギーが理由」
違法賭博に関与した疑いで解雇された水原一平氏に代わって大谷翔平投手の通訳を務めているウィル・アイアトン氏が存在感を示している。28日(日本時間29日)には大谷の取材対応をそつなくこなしたが、米メディアでもその経歴に注目している。
ドジャース地元放送局「CBSニュース・ロサンゼルス」の番組「KCAL News」も「ショウへイ・オオタニの新通訳は誰? 『ウィル・ザ・スリル』を見てみましょう」とタイトルで放送。「“ウィル・ザ・スリル”として知られるウィル・アイアトンが少なくとも一時的に(水原氏の)後を継ぎますが、アイアトンがこの組織で通訳の役割を担うのは初めてではありません」と言及した。
アイアトン氏は2016年から2019年まで前田健太投手(現タイガース)の通訳を担当。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者は「ウィル・アイアトンはこのチームが大いに信頼していた人物です。それはケンタ・マエダの通訳だった日々があるというだけではなく、ここ数年間チームのために分析側や試合の準備側の仕事を少ししていたからだけでもなく、それは、単に彼がもたらすエネルギー、そして熱意があることが理由です」と説明する。
大谷の通訳代理を務めたことにより、アイアトン氏にも脚光。過去にクラブハウスでダンスする姿やレスラーの姿でバーベルを持ち上げる「バズった動画」の存在に言及。「彼は、彼らが信頼できる人物として、そして日本生まれで日本語と日本文化を知る人物ですから、この(通訳不在の)隙間を埋めるために、その(通訳の)役割を実際に果たせる人物として、チームを手助けしています」と評価した。
(Full-Count編集部)
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