大谷翔平の口座管理はCAA以外の事務所か 代理人は否定も「財務状況を把握していただろう」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

マドン氏の一言で調査「エージェントが知っていたのかもしれない」

 ドジャース・大谷翔平投手の元通訳、水原一平氏を巡る一連の騒動は、いまだ真相が解明されていない部分が多い。中でも疑問は水原氏が送金した際に使用したとされている大谷の口座の管理について。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」によると、ネズ・バレロ代理人とCAAスポーツは口座の管理をしていなかったという。

 発端はかつてエンゼルスの監督を務めたジョー・マドン氏が同メディアのポッドキャストで大谷と水原氏の関係性について語ったことだった。マドン氏は「ショウヘイはイッペイに日常的な支払いなどを任せていたことは容易に想像できた」と言及。「腑に落ちないと思うことは、こういう数字(450万ドル、約6億8200万円)がでてきているけど、それがもし正確な数字だということであれば、エージェント(バレロ代理人)が知っていたのかもしれない」と、疑問を持っていた。

 マドン氏の発言を機に、同メディアのジェイソン・スターク記者が問い合わせると、バレロ氏とCAAスポーツは否定。「オオタニの財務状況について説明を受けた関係者によると、CAAスポーツはオオタニの財務を管理していないとジ・アスレチックに伝えた」とつづった。

 一方で、「バレロ氏はオオタニの大方の財務状況を把握していただろう。また、関係者によると選手(大谷)の口座は別の会計事務所によって管理されているという」とも。マドン氏は「(解決を手助けするのは)常にイッペイだった。それか、彼の代理人であるネズ(バレロ氏)以外見たことない」とも明かしていた。

(Full-Count編集部)

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