山本由伸に「コテンパンにやられた」　7日に直接対決…鈴木誠也が期す“リベンジ”

6日からド軍戦…山本由伸を「しっかり対策して打てるように」

■カブス 9ー8 ロッキーズ（日本時間4日・シカゴ）

　カブス・鈴木誠也外野手は3日（日本時間4日）、本拠地・ロッキーズ戦に「2番・右翼」で出場し、2試合連続の2号ソロを放つなど、5打数3安打1本塁打4打点の活躍で勝利に貢献した。6日（同7日）の本拠地・ドジャース戦では山本由伸投手と“直接対決”する。「しっかり対策して打てるように頑張りたいなと思います」と意気込みを表した。

　鈴木はこの日、2回2死満塁での第2打席で右前2点打。5回の第3打席で左腕ビークスから左翼席に運んだ。打球速度105マイル（約169キロ）、飛距離390フィート（約118.9メートル）だった。6回1死二塁の第4打席でも三塁線への内野安打。今季初の1試合3安打で4戦連続安打、2戦連続マルチ安打をマークした。同点の8回無死一、三塁では三ゴロ野選で勝ち越し。これが決勝点となった。

　「寒い中、集中してできたのが良かった」と振り返り、「調子がいいか悪いかは分からないんですけど、打席の中で集中して、悪い打席があっても引きずらずに次に切り替えてというような状態でやれているので、思い切りのいいスイングにつながったりもします」と手応えを口にした。

　5日（同6日）から本拠地でのドジャースとの3連戦。2戦目にドジャースは山本が先発する。「まだこっちでの彼をそんなに見ていないので、何とも言えないですけど。日本の時はもちろん凄かったですし、僕も対戦してコテンパンにやられた記憶もあるので。いいピッチャーだなという思いは変わらないです。しっかり対策して打てるように頑張りたいなと思います」と力を込めた。

　大谷翔平投手については「まあ翔平は翔平なんで、普通にいつも通り絡むとは思いますけど」と述べた。カブスの今永昇太投手は7日（同8日）の同カードに先発予定で、この3連戦は大きな注目を集めそうだ。

（Full-Count編集部）