ついに支配下…楽天23歳は「1軍で活躍できる」 3年で劇的変化、最速161キロの魔改造

楽天・清宮虎多朗【写真:小池義弘】
楽天・清宮虎多朗【写真:小池義弘】

楽天は清宮と支配下契約「真っ直ぐで押していくスタイルは変えずに」

 楽天は5日、清宮虎多朗投手と支配下選手契約を結んだことを発表した。2018年の育成ドラフト1位で入団し、6年目で勝ち取った2桁背番号。SNSでも「1軍で活躍できる」と太鼓判を押すファンが多かった。

 23歳の清宮は千葉・八千代松陰高から2018年育成ドラフト1位で楽天に入団した。頭角を現したのは昨季。2軍で39試合に登板し、2勝2敗、22セーブでイースタンリーグのセーブ王に輝いた。

 セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、直球の平均球速も2020年の144.9キロから昨季は151.4キロに向上。シーズン中には自己最速の161キロも計測した。

 今季のオープン戦でも5試合に登板し、0勝0敗1セーブ、防御率2.25と好成績を残していた。本人も球団を通じて「自分の真っ直ぐで押していくスタイルは変えずに、強気のピッチングを1軍でもお見せし、チームに貢献できるように頑張ります」とコメントしていた。SNSでも「清宮のストレートはマジでえぐい」「1軍でもえぐいストレートで活躍してほしい」とコメントが寄せられていた。

(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。

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