40歳の中村剛也、球団新記録の21年連続本塁打 伊東勤を超える…劇的アーチに球場騒然

9回に同点弾を放った西武・中村剛也【写真:小池義弘】
9回に同点弾を放った西武・中村剛也【写真:小池義弘】

1点を追う9回1死走者なしの場面、美しいアーチに球場は大歓声に包まれた

■西武 ー ロッテ(10日・ベルーナドーム)

 西武の中村剛也内野手は10日、ベルーナドームで行われたロッテ戦で1号ソロを放った。球団新記録となる21年連続本塁打。伊東勤の20年連続を超えた。

「6番・指名打者」でスタメン出場。ここまで打率1割台と苦しんでいたが、最高の場面で魅せた。1点を追う9回1死走者なし、横山陸人が投じた外角高めへの直球を捉えた。左翼スタンドへの美しいアーチに球場は大歓声に包まれた。

 プロ初本塁打は2004年7月24日の近鉄戦(西武ドーム)、山村宏樹からの2ラン。2008年、2009年、2011年、2012年、2014年、2015年と6回の本塁打王に輝いた。40歳で迎えたプロ22年目のシーズン、この一発で現役最多の通算472本塁打。NPB史上9人目の通算500号まで、残り28本となっている。

【実際の映像】高い放物線の完璧アーチ 中村剛也の“メモリアル弾”

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