“絶望の打率.068”元MVPほど「酷い打者いない」 年俸30億円も…戦力外を躊躇するワケ

アストロズのアブレイユは打率.068、0本塁打、1打点、OPS.223と苦しむ
かつてのMVPが苦しんでいる。アストロズのホセ・アブレイユ内野手は23日(日本時間24日)時点で、打率.068、0本塁打、1打点、OPS.223。59打数でわずか4安打しか放っていないだけではなく、四球も選べぬ惨状となっている。
米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は、「ホセ・アブレイユほど酷いスタートを切った打者はいない」と伝えた。出塁率.138より低い打者は、メジャー全体でカージナルスの守備が売りの新人、スコット2世だけだという。
さらに、DFA(事実上の戦力外)の可能性に言及。2022年11月に5850万ドル(約90億4500万円)で契約しており、「アブレイユが今季と来季ともに年1950万ドル(約30億円)を稼ぐことを思うと、アストロズが(アブレイユをDFAして)完全に前に進む準備ができていないのは、特に驚くことではない」とした。
かつてはキューバ代表として頭角を表し、2013年に亡命してホワイトソックスと契約。2014年に新人王に輝くと、2019、20年には打点王とメジャーを代表する打者として活躍した。コロナ禍のため60試合制の短縮シーズンで行われた2020年には打率.317、19本塁打、60打点、OPS.987の成績でMVPにも輝いていた。
(Full-Count編集部)
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