大谷翔平2世が語る二刀流の過ごし方 11戦11発…驚愕成績を支える“リラックス法”

ドジャース・大谷翔平(左)とフロリダ大のジャック・カリグリオーン【写真:ロイター、Getty Images】
ドジャース・大谷翔平(左)とフロリダ大のジャック・カリグリオーン【写真:ロイター、Getty Images】

フロリダ大のジャック・カグリオーン投打で驚異的な成績を残す

“大谷翔平2世”として注目を浴びているフロリダ大の二刀流左腕、ジャック・カグリオーン内野手が25日(日本時間26日)、米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組にリモート出演。大谷同様にウエートレーニングに励み、オフの日は「ほとんど寝ている」と明かした。共通点は多いようだ。

 21歳のカグリオーンは左投げ左打ち。身長195センチ、体重113キロの体格を誇り、今季の打撃成績は40試合で打率.410(161打数66安打)、25本塁打。ここ11試合で11本塁打を記録しているモンスターだ。投手では9登板で5勝無敗。44回1/3を投げて54三振を奪っている。投打二刀流の活躍で、大谷をもじった「ジャックタニ」という愛称もつけられている。

 番組コメンテーターで、昨春のWBCで米国代表を率いたマーク・デローサ氏は「いつかは(投手か野手の)選択をしないといけないと思いますが、彼はまだその必要がありません。どう考えているのか知りたいですね」と興味津々の様子。司会のローレン・シェハディさんは「私たちはショウヘイの活躍を見ていますが、体を持たせるためにやっていることは何でしょうか」と水を向けた。

 カグリオーンは「フロリダ大学のフィジカルコーチはとても優秀です。負担がかかりすぎないようにしてくれます。シーズンを通して体が持つように、脚の状態が問題ないか常にチェックしてくれます。全ては脚(下半身)から(力が)伝わるからです」と述べた。さらにデローサ氏からトレーニング内容を問われ、「デッドリフトはよくやっています。スクワットもやっています」と答えている。

 デローサ氏はさらに「オフの時は何をやっているんですか?」と質問。カグリオーンは「正直言って食事をしていなければ、ほとんど寝ているかな。でも、勉強したり、友達や彼女とも過ごしたりしているよ」と述べている。大谷がデッドリフトやスクワットなどウエートトレーニングを行っているのはよく知られたところ。また、何よりも睡眠を重視している。カグリオーンもストイックな日々を過ごし、結果に結びつけているようだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY