大谷翔平を待ち受ける“鬼門の5月” 6年で打率.248…自己最高の4月から試される真価

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

5月は通算6年で打率.248、27本塁打、出塁率.343、長打率.489、OPS.831

 ドジャースの大谷翔平投手が、鬼門の5月に突入する。新天地での環境の変化や水原一平容疑者の騒動もありながら、4月の成績は終わってみればキャリアハイの数字。他の月に比べて苦手なデータが出ている5月も、好調を維持できるのだろうか。

 4月は全試合に「2番・指名打者」で出場。4月のみの成績でみると、37安打、12二塁打、1三塁打、7本塁打、17打点、4盗塁、打率.352、出塁率.420、長打率.686、OPS1.106となっている。安打、二塁打、長打数、塁打、打率、出塁率、長打率、OPSの8部門でキャリアハイだ。

 一方、メジャー6年間の成績をみると5月は鬼門。通算120試合に出場して打率.248、27本塁打、出塁率.343、長打率.489、OPS.831にとどまっている。キャリア通算での打率.277、178本塁打、出塁率.368、長打率.559、OPS.927と比較すると、すべての項目で下回っている。

 しかしながら、今季は打者専念に加えて環境の変化も。ひょっとすると例年とは一味違う成績を残してくれるかもしれない。好調の裏で、得点圏では38打数7安打で打率.184。この課題をクリアすれば、文句のつけようがなくなりそうだ。7億ドル(約1100億円)契約の真価が試される1か月になる。

(Full-Count編集部)

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