西武・松井稼頭央監督が休養、渡辺久信GMが監督代行に 15勝30敗で最下位低迷…球団発表

西武・松井稼頭央監督【写真:小池義弘】
西武・松井稼頭央監督【写真:小池義弘】

松井監督「期待に応えられず、大変申し訳なく思っております」

 西武は26日、松井稼頭央監督が休養し、監督代行として渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)が兼務することで合意したと発表した。渡辺GMは、交流戦開幕となる28日の中日戦(バンテリンドーム)から指揮を執る。

 松井監督は就任初年度の2023年は65勝77敗1分けで、借金12の5位に終わった。巻き返しを図った今季も開幕からつまづき、3・4月で8勝18敗といきなり借金10を背負った。5月も7連敗を喫するなど7勝12敗と黒星が先行した。26日時点で15勝30敗。首位ソフトバンクと15.5ゲーム差で最下位に沈んでいる。5月18日には自力優勝の可能性が消滅していた。

 監督代行を務める渡辺GMは2008年から2013年まで監督を務め、2008年にリーグ優勝に導き、巨人との日本シリーズを制するなど、6年間でAクラス5度と手腕を発揮した。西武は同年以来、日本一から遠ざかっている。

 松井監督のコメントは以下の通り。

「厳しい戦いが続いているなか、変わらず声援を送り続けてくださるライオンズファンの皆さまの期待に応えられず、大変申し訳なく思っております。何とか巻き返しを図ろうと、コーチや選手たちと共に戦ってまいりましたが、指揮をシーズン途中で渡辺久信GMに託すこととなりました。昨年からこのチームを率いて、選手たちの成長には手応えを感じていましたが、それを結果に繋げることができなかったのは、指揮官である私の責任です」

(Full-Count編集部)

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