大谷翔平と“再共演”叶わず 這い上がれなかった元エ軍野手…無念の自由契約
ドジャース傘下3Aのオクラホマシティは、パドロを自由契約にした
ドジャース傘下3Aのオクラホマシティは27日(日本時間28日)、ケビン・パドロ内野手を自由契約にした。エンゼルス時代には大谷翔平投手とともにプレーした27歳は、今年1月にマイナー契約を結んでスプリングトレーニングに招待選手として参加。しかし、メジャー昇格は叶わず球団を去ることになった。
2014年ドラフト5巡目でロッキーズ入りし、2021年にレイズでメジャーデビュー。マリナーズ、ジャイアンツ、パイレーツを経て、昨季はエンゼルスのマイナーで開幕を迎えた。アンソニー・レンドン内野手の負傷者リスト(IL)入りに伴い、6月にメジャー昇格。3試合で8打数1安打、打率.125にとどまった。
7月にはDFA(事実上の戦力外)となり、その後は傘下3Aのソルトレークでプレー。92試合に出場して打率.261、13本塁打、OPS.835の成績を残し、オフにはFAになっていた。
今季のオープン戦では、16試合に出場して打率.222、2本塁打、OPS.845とアピールしていたが、ドジャースの強力な布陣には割って入れず。開幕ロースターから漏れ、マイナー3Aに配属されていた。しかし、47試合で打率.216、6本塁打、OPS.720と昨季よりも成績を落とし、大谷との再共演は叶わなかった。
(Full-Count編集部)