エ軍スタジアム従業員がデモ実施 低水準の賃金…同州のド軍などと広がる格差
エンゼルスタジアム売店に勤務する従業員が待遇改善求めてデモ実施
2014年を最後にプレーオフから遠ざかっているエンゼルスの本拠地エンゼルスタジアムの売店に勤務する従業員が、待遇改善を求めてデモを行った。米メディアによると、カリフォルニア州にあるプロポーツチームで、エンゼルススタジアムで働く人々の給与は最低水準にあるという。
米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は、自身のX(旧ツイッター)に「エンゼルスタジアムの売店で働く従業員が現在デモを行っている。これは、労働組合による反対運動だ」などと伝えた。
同メディアによると、エンゼルスタジアムは従業員に時給17.25ドル(約2700円)を支払っている。NHLの傘下であるAHLリーグ「コーアチェラ・バレー」のスタジアム売店で働く従業員で時給18ドル(約2800円)だという。カリフォルニア州にあるチームやスタジアムは同じ仕事量で「常にエンゼルスより高い賃金を支払っている」としている。
ブラム氏は昨年もエンゼルスタジアムの従業員の低い待遇についてレポート。球場警備員はカリフォルニア州の最低時給である15.50ドル(約2430円)。ドジャースの16.58ドル(約2600円)やアスレチックスの16.30ドル(約2560円)よりも低いと報じていた。