山本由伸、飛行機8時間待ちも「貴重な経験」 10年ぶり珍事に笑顔も「眠すぎて死ぬかと」

試合後取材に応じるドジャース・山本由伸【写真:川村虎大】
試合後取材に応じるドジャース・山本由伸【写真:川村虎大】

6回1失点7奪三振で6勝目

■ドジャース 4ー1 ロッキーズ(日本時間2日・ロサンゼルス)

 ドジャース・山本由伸投手は1日(日本時間2日)の本拠地で行われたロッキーズ戦に先発登板し、6回7安打1失点、1与四球7奪三振の好投で6勝目(2敗)を挙げた。試合後の囲み取材では、ニューヨークでの8時間の飛行機待ちがつらくなかったか問われ、笑いながら「貴重な経験できましたね」と答えた。

 ドジャースは5月29日(同30日)の敵地メッツ戦後、ロサンゼルス行きの便が8時間遅延。機内で待機していたことを、31日(同6月1日)にデーブ・ロバーツ監督が明かしていた。

 山本はロサンゼルスに着いたのが午前8時、家に到着したのが午前9時だったので「家でちょっとだけキャッチボールしました。球場はもう諦めました。眠すぎて死ぬかと思いました」と、ドタバタ劇の内幕を明かした。それでも「でもここ10年で初めてみたいなこと言っていたので。貴重な経験できましたね」と笑顔を見せた。

 待ち時間の「最初はケータイを見ていて」過ごしていたというが、「最後は諦めて寝たら飛んでたので笑」と気づいたら離陸していたとのこと。30日(同31日)は試合がなく事なきを得たが、トラブルに見舞われながらもしっかりと調整。渡米後最多101球の粘投で6勝目を手にした。

(Full-Count編集部)

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