「ボコボコにぶん殴る準備している」 本塁交錯で恐怖の“犯行予告”…問題児がまた物議
ホワイトソックスのファムとブルワーズのコントレラスが口論になっていた
■ブルワーズ 6ー3 Wソックス(日本時間3日・ミルウォーキー)
ホワイトソックスのトミー・ファム外野手は2日(日本時間3日)、敵地で行われたブルワーズ戦の試合後に問題発言し、物議を醸している。8回に三塁からタッチアップを試みたが、本塁タッチアウト。相手捕手と口論になり、試合後には「人をボコボコにぶん殴れるように準備している」などと言い放った。
ホワイトソックスが1点を追う8回、無死一塁からファムが四球で出塁。1死二、三塁となってジュルクスが左飛を放つと、三塁走者のファムが本塁を狙った。しかし、タイミングは余裕のアウトで本塁をブロックしていたウィリアム・コントレラス捕手と交錯。コントレラスから何かを言われたようだった。
すると、ファムは激高して応戦。審判やチームメートが間に入って事なきをえたが、試合後に不満をぶちまけた。地元紙「シカゴ・サンタイムズ」のダリル・ヴァン・ショーウェン記者は取材の様子を投稿。ファムは「ベンチに戻ろうとしていたら、タフな奴がクソみたいなことを言ってきた」と語り出した。
さらには「俺から仕掛けることはないけど、終わらせる準備はできている。オフシーズン色々な格闘(ファイト)をしているのには理由がある。なぜなら、人を○○(放送禁止用語)ボコボコにぶん殴れるように準備しているからだ」とも発言。攻守交替の際には、ムエタイのポーズをする姿が映し出されていた。
過去には、野球ゲームがきっかけで相手選手を平手打ちしたり、プライベートで知らない人と口論になって刺されるなど、問題を起こしてきた36歳。ファンも「これは格闘技ではなく、野球だ」「なぜ、あんなところを走っていたのか説明しろ」「コントレラスにはブチ切れる権利がある」などと呆れていた。
(Full-Count編集部)