パドレス24歳内野手、野球賭博で永久追放に 4選手に1年間の出場停止…MLB発表
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アスレチックス・ケリーら4選手に1年間の出場停止処分
メジャーリーグ機構(MLB)は4日、パドレスのトゥクピタ・マルカーノ内野手が野球賭博を行ったとして、永久追放処分に科したと発表した。アスレチックスのマイケル・ケリー投手ら4選手が1年間の出場停止となった。
MLBの調査結果によると、マルカーノは2022年10月16日から同23日まで、2023年7月12日から同年11月1日までの期間にブックメーカーを通じて、387回の野球賭博を行ったという。合計で15万ドル(約2325万円)以上を野球に賭け、そのうち8万7319ドル(約1350万円)がMLB関連の賭博。200回以上のMLB関連の賭博のうち、25回は所属するパイレーツの試合だったが、昨年7月に右膝を負傷したマルカーノが出場した試合は1試合もなかった。
24歳のマルカーノは右膝負傷の影響で、パドレスに復帰した今季はプレーしていない。パイレーツ時代の昨季は75試合出場して打率.233、3本塁打、18打点。通算では149試合出場、打率.217、5本塁打、34打点だった。
MLBの規定では、選手はメジャーリーグの試合に賭けた場合は1年間の出場停止、自チームの試合に賭けた場合は永久追放となる。アスレチックスのマイケル・ケリー投手、パドレスのジェイ・グルーム投手、フィリーズのホセ・ロドリゲス内野手、ダイアモンドバックスのアンドリュー・サールフランク投手が1年間の出場停止となった。
メジャーでは歴代最多となる通算4256安打を放ったピート・ローズがレッズ監督時代に野球賭博に関与したとして永久追放となっている。マルカーノはローズ以来、初めて野球に賭けた球界関係者に対する処分となった。
(Full-Count編集部)
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