“ドブに捨てた”32億円は「酷い契約」 1年半も残し戦力外…マ軍の巨額投資は大失敗

マーリンズからDFAとなったアビサイル・ガルシア【写真:Getty Images】
マーリンズからDFAとなったアビサイル・ガルシア【写真:Getty Images】

マーリンズはガルシアのDFAを発表、2025年までの4年契約の途中で決断

 マーリンズは4日(日本時間5日)、アビサイル・ガルシア外野手をDFA(事実上の戦力外)にしたと発表した。2025年までの4年契約の途中だったが、残りの年俸に加えて違約金まで払う決断。今季は18試合に出場して打率.240、2本塁打、OPS.635に終わっただけでなく、大型契約後はわずか13本塁打だった。

 米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「マーリンズは、ガルシアをDFAとし、約2450万ドル(約37億円)の負担を強いられることになった」と伝えた。今季の残り約750万ドル(約11億円)と来季1200万ドル(約18億円)の年俸に加え、500万ドル(約7億円)のバイアウト(違約金)も含まれるという。

 ベネズエラ出身の32歳で、2007年にタイガースと契約。2012年にメジャーデビューすると、2013年7月に三角トレードでホワイトソックスに移籍した。ブルワーズ時代の2021年には135試合に出場し、打率.262、29本塁打、OPS.820。同年12月にマーリンズと4年総額5300万ドル(約82億円)で大型契約していた。

 しかし、3年間で153試合に出場して打率.217、13本塁打、OPS.582。ファンからは「酷い契約とパフォーマンスだった」「こうなることはわかっていた」「やっと実現した」「ワオ」「マーリンズが投売りを始めた」「マイアミは混乱しているな」「彼が次にどこに行くか楽しみ」との声が寄せられている。

(Full-Count編集部)

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