岡田監督が嘆く“貧打”の打開策は? 最下位の交流戦「1.7」を解消する若虎の存在

阪神・岡田彰布監督【写真:荒川祐史】
阪神・岡田彰布監督【写真:荒川祐史】

1点リードの9回…あと1人の場面で守護神・岩崎が痛恨の逆転2ランを被弾

■楽天 3ー2 阪神(5日・甲子園)

 阪神は5日、甲子園球場で行われた楽天戦に2-3で敗れ、4カード連続の負け越しとなった。1点リードの9回に登板した守護神・岩崎が2ランを浴び、まさかの逆転負け。前夜のゲラに続き2日連続で守護神が“炎上”する事態だったが、岡田彰布監督は「2点で終わる打線がアカンって言うてるやん」と、浮上のきっかけが見えない貧打に頭を抱えていた。

 1点リードの最終回に悪夢が待っていた。1死二塁のピンチを背負った守護神・岩崎は石原を空振り三振に仕留めたが、続く小郷に右翼席へ逆転2ランを被弾。甲子園は静まり返り、ベンチの岡田監督も厳しい表情を浮かべるしかなかった。

 前夜(4日)は“W守護神”のゲラが延長11回に2失点され敗戦。2日連続で終盤を凌ぎきれない状況にも、岡田監督は「ふっふっふっ。そんなん結果やろ? 2点じゃアカンってな。ずっとやんか。5回から言うとる。2点じゃ絶対やられるでって」と、怒りの矛先は貧打が続く打線に向けられた。

 交流戦はこれで1勝6敗。2点以上奪ったのは、4得点を挙げた5月31日のロッテ戦のみ。交流戦のチーム打率は.206、平均得点は1.7と厳しい数字が並んでいる。開幕4、5番の大山、佐藤輝は不調で2軍調整中と“点取り屋”を欠く中、この日は前川をプロ初の2番で起用するなど試行錯誤が続いている。

 前川は指揮官の期待に応え、3回の第2打席で右中間を破る適時二塁打を放った。高卒3年目の若武者が奮起するも「そんなんよりも、2点で終わる打線がアカンって言うてるやん。打順を何番に入れるとか、そんなん、メンバー今おれへんねんから、なんとか点を取るためにこっちは、やってるだけであってお前……」と、口にするしかなかった。

 繋がらない打線の打開策はあるのか? ファームで調整中の助っ人・ノイジーに加え、2軍で打率3割をマークする井上、豊田、井坪ら若虎たちの押し上げも必要になってくる。「いや、そらもうずっとやんか。バッターが奮起って」。嘆きが止まらない指揮官を安心させる“新戦力”の台頭に期待したいところだ。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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