大谷翔平の完全制覇を阻む「29/30」 未だ“ゼロ”の敵地…立ち塞がる壁が「おもしろい」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷の21号は29球場でHR…Dバックスの本拠地のみフェンス直撃

【MLB】ドジャース 5ー3 ロッキーズ(日本時間21日・デンバー)

 ドジャース・大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地・ロッキーズ戦で21号の先頭打者弾を放った。バックスクリーンに消える飛距離427フィート(約130.1メートル)の大きな一発。MLB30球場中29球場で本塁打だった。

「1番・指名打者」で出場すると、初回先頭の第1打席で、ブラックの4球目に真ん中へ入ってきたシンカーを捉えた。バックスクリーンへの打球に中堅手がジャンプするも届かず。“打者天国”のクアーズフィールドでリーグ単独トップを奪い返し、敵地を沸かせた。

 データ解析システム「スタットキャスト」を使い、本塁打の詳細データを可視化する「Home Run Report」によると、この本塁打は30球場中29球場で本塁打となっていた。唯一入らなかったのはダイヤモンドバックスの本拠地、チェイスフィールドだった。

 大谷はこれまでチェイスフィールドでアーチをかけたことはない。惜しくも逃した“完全制覇”。SNSでは「Dバックスの球場では入らないんだ……」「アメリカはデータの見せ方に工夫がある。おもしろい!」「コロラド伸びてんなー」「1チームだけホームランにならなかったスタジアムが」「彼はとにかく手が付けられない」とコメントが寄せられた。

【実際のデータ】アリゾナだけフェンス直撃… 大谷翔平の21号を“可視化”

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