中日25歳に騒然「なんだあれ」 投手も口あんぐり…衝撃弾は「もう芸術の域」
細川が5月5日以来の9号…甲子園の右翼席に放り込んだ
■阪神 1ー1 中日(26日・甲子園)
久々の快音にどよめきが起こっている。中日・細川成也外野手は26日、甲子園で行われた阪神戦で今季9号ソロを放った。右翼席への逆方向弾は衝撃の弾丸ライナーでスタンドに突き刺さり、あまりの“変態アーチ”にSNS上では「バグってる」「槍ホームランが懐かしさ感じる」とコメントが寄せられた。
「4番・左翼」で先発出場。0-1で迎えた6回に、衝撃の一発が飛び出した。阪神先発の大竹耕太郎投手が投じた外角高めの直球を一閃。打球は弾丸ライナーでぐんぐん伸び、右翼席最前列へ飛び込む同点弾になった。一発を浴びた大竹も信じられないといった表情を浮かべていた。
細川の9号アーチをDAZN公式X(旧ツイッター)が「弾丸あるいは槍」と題して投稿すると、「逆方向にこの弾道でスタンドインってもう芸術の域」「エグい流し打ちの弾丸ライナー」「えぐいわ」「なんだあれ」などとコメントが寄せられた。他にも「槍ホームランが懐かしさ感じる」「和田さんを思い出す」として、中日や西武で活躍した和田一浩氏の持ち味だったライナー性の一発を想起するファンもいた。
細川は、2022年12月に行われた現役ドラフトでDeNAから中日に移籍。2010年の和田氏以来となるバンテリンドームでの2桁本塁打を記録するなど、打率.253、24本塁打、78打点とブレイクした。今季は一発がなかなか出ず、この日の9号は5月5日以来となったが、試合前の時点でOPS.841はセ・リーグ2位と“2年目のジンクス”に陥らずに打棒を発揮している。