人気俳優が東京Dに“出現” まさかの打者役も「夢のよう」…渾身の一振りに場内どよめき

始球式で打席に立った俳優の山田裕貴さん【写真:イワモトアキト】
始球式で打席に立った俳優の山田裕貴さん【写真:イワモトアキト】

山田裕貴さんは巨人・長野にプレゼントされたバットで打席へ

■巨人 ー 広島(28日・東京ドーム)

 人気俳優の山田裕貴さんが28日、東京ドームで行われた巨人-広島戦の始球式で打者役を務めた。山田さんはかつて中日、広島で内野手として活躍した和利さんの長男。山田さん自身も幼少期から中学卒業までは野球に熱中していた。この日は左打席に入り、外角に外れる“暴投”にも懸命なスイングを披露した。

 現在、Netflixで配信中のアニメーション映画「Ultraman:Rising」の日本語吹き替え版で、野球選手でウルトラマンでもある主人公のサトウ・ケンの声を担当している。そのため、背中には「SATO」の文字を刻んで登場した。背番号は「7」。同じ番号の長野久義外野手からプレゼントされたバットで打席に入った。

 この日はファンクラブの抽選で当選した子どもたちが各ポジションを守っており、山田さんは渾身のスイングを披露すると「打席に立ち、子どもたちが守るというのがレアでした。自分も野球をやっていたので、見たかった景色。夢のようでした。試合開始が遅れてもよければ1時間でも2時間でも(打席に立って)いたかった」と笑顔で振り返った。

 かつて父・和利さんが広島でもプレーしていたため「広島の皆さんも『お父様にお世話になりました』と言っていただき、ちょっとホームの気分でした」と両チームが“味方”だった。

 山田さんは1990年9月18日生まれ。2011年に「海賊戦隊ゴーカイジャー」で俳優デビューを果たすと、近年の主な出演作にはドラマ「特捜9」シリーズや「君が心をくれたから」や「どうする家康」、映画「ゴジラ-1.0」などがある。今年3月には人気タレント・西野七瀬さんとの結婚を発表した。

【実際の様子】人気俳優が渾身のスイング “暴投”にも笑顔…バットは巨人・長野のプレゼント

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