大谷代理人、来季の二刀流復活に太鼓判 外野手起用は「監督とショウヘイが決める」

ネズ・バレロ代理人「後半戦もエキサイティングになると予想している」
ドジャース・大谷翔平投手の代理人を務めるネズ・バレロ氏が15日(日本時間16日)、オールスター戦が行われるレンジャーズ本拠地のグローブライブ・フィールドで報道陣の取材に応じ、来季の二刀流復活に太鼓判を押した。「今シーズンを通してリハビリをして、通常通りのオフを過ごし、2025年は二刀流選手としてプレーできる予定だ」と話した。
昨年9月に右肘靱帯の手術を受け、今季は打者に専念。投手としては今季開幕前から1日おきにキャッチボールをしている。「スケジュール通りに順調に進んでいると思う。見ての通りスローイングを続けているし、球威や距離を増やして投げられている。順調にいっている。本人も満足している」とリハビリが順調に進んでいることを強調した。
大谷はスプリングトレーニング中から外野用グラブ、一塁用ミットを用意。シーズン中も投手用グラブと共にロッカーに置き、外野用グラブでキャッチボールをすることもある。「実現するかは分からない。私が決断することではない。デーブ(ロバーツ監督)とショウヘイが決めることだ」と話すにとどめた。
今季はリーグ最多29本塁打を放つなど、3冠王を狙える好成績で前半戦を折り返した。大谷の良き理解者であるバレロ氏は「状態はいいし、楽しんでいるようだ。私たちとしては、それが一番重要なこと。彼はハッピーでうまくやっているし、明日の試合にワクワクしているだろう。彼はLAを本当に楽しんでいる。チームに上手く適応しているように見える。後半戦もエキサイティングになると予想しているよ」と期待を込めた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)
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