ド軍、パクストンが“事実上の戦力外” 米報道「意外な動き」…8勝目翌日に決断

22日のRソックス戦に先発し5回3失点で8勝目
ドジャースのジェームズ・パクストン投手がメジャー出場前提となる40人枠から外れる措置(DFA)にされる予定だと22日(日本時間23日)、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の元記者、ロバート・マレー氏が報じた。パクストンは今季ドジャースに加入しここまでチーム2位タイの8勝をマークしていた。
21日(同22日)の本拠地・レッドソックス戦に先発し、5回を投げ4安打3失点。今季8勝目を挙げていた。開幕からローテーションを回り、チームの先発投手では最多となる18登板をしていた。30日(同31日)のトレード期限を前に決断した形となった。
35歳のパクストンは今オフに年俸1100万ドル(約17億2000万円)プラス出来高でドジャースと1年契約。ここまでタイラー・グラスノー投手と並んでチーム2位の8勝をマークしていた。一方で、7月は4登板で1度もクオリティスタート(QS)はなく、1勝1敗、防御率8.66と低迷していた。
チームは山本由伸投手、ウォーカー・ビューラー投手ら先発投手に負傷者が続出。米スポーツ局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者は「意外な動きだが、ブルペンの補強が必要で、タイラー・グラスノー、クレイトン・カーショーがまもなく復帰することが背景にあると見られる」と綴った。