ジャッジ、メジャー独走36号 敵地騒然の特大143m弾、年間55発ペース…大谷翔平に5本差
レッドソックス戦に「3番・DH」で先発出場
【MLB】Rソックス ー ヤンキース(日本時間27日・ボストン)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が26日(日本時間27日)、敵地で行われたレッドソックス戦に「3番・DH」で先発出場。4試合ぶりとなる今季36号を放った。これで年間55発ペース。メジャー2位のドジャース・大谷翔平投手に5本差をつけて独走している。
敵地にどよめきが走る豪快弾だ。第1打席の四球で出塁後は凡退していたが、3-4で迎えた6回、1死一、二塁で打席が回ると、代わったばかりのザック・ケリー投手の初球カットボールを強振。センター奥深くまで飛ばす逆転3ランを放った。
飛距離470フィート(約143.2メートル)、打球速度114.4マイル(約184.1キロ)、角度26度の完璧弾。ジャッジは打った瞬間に確信し、ダイヤモンドを一周した。打球はセンターバックスクリーンにあるスコアボードまで届き、ヤンキースナインも敵地ファンも唖然としていた。
ジャッジは試合前の時点で35本塁打、89打点、出塁率.438、長打率.669、OPS1.106など、打撃指標で軒並みメジャートップをマーク。この日の一発でライバルにその差を広げた。