ジャッジからの“逃げ”に主砲怒り「腹が立つ」 走者なしでも敬遠「気に入らない」
ジャッジが球団25年ぶりの1試合3敬遠
【MLB】ヤンキース 4ー3 Bジェイズ(日本時間5日・ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は4日(日本時間5日)、本拠地でのブル―ジェイズ戦で申告敬遠で3度勝負を避けられた。1試合3敬遠は、球団では1999年のバーニー・ウィリアムズ以来25年ぶりとなった。これに不満を示したのが、同じく打線を引っ張るフアン・ソト外野手で、「残念だ。腹が立つよ」と話した。
「3番・左翼」で先発出場したジャッジは、2点ビハインドの5回2死一塁、1点リードの7回無死走者なしの場面で歩かされ、同点の8回2死二、三塁でもブルージェイズは申告敬遠を選択した。
前日3日(同4日)のカード2戦目では初回の第1打席で2戦連発となる41号を放つと、第2打席では2死走者なしの場面で敬遠されていた。
ジャッジの前を打つソトは、4日(同5日)の試合で28号を放ち、試合後は報道陣に対応。「残念だよ。彼には打席に立ってもらいたいものだからね。彼を打席に立たせるために僕は最善を尽くしているけど、彼らは(ジャッジとの)対戦を避けている。本当に腹が立つね。気に入らないよ」と話した。
好調なホームランバッターの宿命でもある敬遠。今回のブルージェイズ3連戦では、一塁に走者がいる場面や、逆に走者がゼロといった通常なら敬遠することが少ない状況での敬遠が続いた。ソトは「彼らには彼(ジャッジ)に立ち向かってほしい。彼の本当の力を見てほしい」と勝負を要求した一方で、「(敬遠は)試合の一部だから、仕方ないことだ。彼らも勝とうとしているわけだから、それは配慮するけどね」と理解も示していた。
(Full-Count編集部)