大谷翔平、復帰のベッツは「いるだけで脅威」 実感した存在の大きさ「厚みが全然違う」
ベッツが復帰後即アーチ「選手としての素晴らしさを証明したと思います」
【MLB】ドジャース 5ー2 ブルワーズ(日本時間13日・ミルウォーキー)
ドジャース・大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地・ブルワーズ戦で36号2ランを放った。この日、左手骨折から復帰したムーキー・ベッツ内野手が早速11号2ランを含む3打点を挙げ、チームは4連勝。試合後、大谷は「いるだけで脅威になる」と存在の大きさを称賛した。
大谷は5回無死一塁の第3打席。カウント3ボール0ストライクから4球目の外角ボール球を振り抜いた。打球速度107マイル(約172キロ)、飛距離424フィート(約129メートル)の豪快弾。第4打席は四球を選び、今季33個目の盗塁を決めた。
また、ベッツは「2番・右翼」で復帰。第2打席で先制2ランを放った。大谷とのアベックアーチは5月17日(同18日)の本拠地・レッズ戦以来3度目。さらに7回1死二塁の第4打席は右適時打。今季10個目の二盗を決めた。
2人の活躍もあり、チームは4連勝。試合後、大谷はベッツについて「本当にいるだけで脅威になるというか。打線の厚みが全然違う。相手も嫌だと思いますし、今日は本人ももちろん打って、選手としての素晴らしさを証明したと思います」と話した。
復帰後は大谷が1番、ベッツが2番と順番を入れ替えた。「プレーしながらお互いの打席がより作用しあうコミュニケーションを取りたい」と次戦への意気込みを語った。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)