ストライク判定が一瞬で覆る“ロボット球審” まさかの判定に場内騒然「見たことがない」
チャレンジで判定が一瞬で覆り「早いし、簡単で、正確だ」
まさかの判定にスタジアムが騒然となった。18日(日本時間19日)に行われた1Aタンパ(レイズ傘下)-1Aクリアウォーター(フィリーズ傘下)で判定が覆る事態が起こった。チャレンジの導入ですぐさま判定が覆る様子にファンは「MLBでも導入すべき」「少なくても今シーズンからプレーオフで導入すべきだ」「早いし、簡単で、正確だ」などの声を上げている。
7-7と同点の7回2死満塁。カウント3-2からクリアウォーターの「1番・中堅」で出場していたダンテ・ノリ外野手が内角にきた変化球を見逃すと球審はストライクの判定。ただ、直後にチャレンジを要求すると、一瞬で四球に判定が変わり、1点が追加された。
この光景を元ペンシルベニア州地元紙「Williamsport Sun-Gazette」で記者を務めていたミッチ・ルパート氏が「チャレンジシステムの導入がMLBで遅れている」として自身のX(旧ツイッター)に動画とともに投稿すると「チャレンジシステムには反対ではないけど、こんなにも早く解決したのは今までで見たことがない」「数年前に初めてマイナーの試合を観に行ったけど、ストライクとボールの判定の速さに驚いた」などの反応があった。
さらには「こんなにも早いとは」「チャレンジの早さに驚いた」「MLBでも導入していれば、セイヤ・スズキは先週三振が5つ減っていただろう」「技術的にはコンピューターはストライクとボールの判定ができる基準には達している」「その試合を観戦したけど、ストライクゾーンのチャレンジ・システムは素晴らしかった」などの声も上がっていた。