9戦0HRなのに…ジャッジが1位 “大谷翔平超え”の格付けに米賛否「クレイジーだ」
「MLBネットワーク」が「今週の打者パワーランキング」を発表
“打者格付け”に異論の声が上がっている。「MLBネットワーク」は5日(日本時間6日)、「今週の打者パワーランキング」を紹介。1位にアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)が選ばれ、2位は大谷翔平投手(ドジャース)だった。しかし“不振”にあえぐジャッジの1位に「ジャッジはここ10試合で活躍できていないのに、それでもNo.1なのはクレイジーだ」と批判の声も出ている。
ジャッジは今季138試合に出場し、メジャー断トツの51本塁打、124打点、OPS1.157をマークしている。8月14日(同15日)からの10試合では9発の固め打ちを見せたが、ここにきて当たりがパタリと止まり、直近9戦ノーアーチ。直近7試合では打率.148、出塁率.281、長打率.185と苦しんでいる。一方、大谷は同じ期間で3本塁打、6盗塁を記録したが、“ジャッジの壁”に阻まれた格好だ。
以下、ボビー・ウィットJr.内野手(ロイヤルズ)、フアン・ソト外野手(ヤンキース)が続き、7位には一部でナ・リーグMVP候補に挙げられているフランシスコ・リンドーア内野手(メッツ)が入った。また、大谷と本塁打王&打点王を争うマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)が10位圏外となっている。
今回の「MLBネットワーク」のランキングに、米ファンの中で喧喧囂囂の議論が起きている。「リンドーアはトップ5に入るべきだ」「オズナはこのリストの半分以上よりもいい打撃をしている」「私の史上最高、リンドーア」「ジャッジは9試合で本塁打を打っていない」「オズナは攻撃面で所属チームを引っ張っていて、OPSでもMLB上位なのに、このリストに入っていない……」「アーロン・ジャッジの直近7試合:打率.148、0本塁打、2打点」と“格付け”に納得していない声が多いようだ。
(Full-Count編集部)