鈴木誠也、13試合ぶり20号 日本人右打者初の2年連続大台…大谷翔平とアーチ競演
敵地・ドジャース戦に「3番・指名打者」で先発出場
【MLB】ドジャース ー カブス(日本時間10日・ロサンゼルス)
カブスの鈴木誠也外野手が11日(日本時間12日)、敵地・ドジャース戦に「3番・指名打者」で先発出場し、3回の第2打席で今月初アーチとなる13試合ぶり20号本塁打を放った。20号到達は2年連続で自己最多タイとした。
3点を追う3回、1死で第2打席にたった鈴木は高めに入ったシンカーを捉え、右中間スタンドへ運んだ。打球初速101.9マイル(約164キロ)、飛距離382フィート(約116.4メートル)、角度27度の当たりだった。
メジャー3年目の鈴木は昨季、日本人右打者で初となるシーズン20号を放った。2シーズン続けての20号到達は松井秀喜、大谷翔平に次いで日本人3人目となった。
この試合でドジャースの大谷翔平投手が初回に48号を放っており、日本選手のアーチ競演となった。鈴木は今季成績は試合前時点で117試合に出場し、打率.273(461打数126安打)、19本塁打、65打点、OPS.824となっていた。
前日10日(同11日)の同カードでは山本由伸投手とメジャー2度目の対戦を迎え、2打数無安打2三振に倒れたが、6回1死の第3打席はトライネンから中堅フェンス直撃の二塁打を放った。さらに2点を追う7回無死一、二塁で中前適時打。相手の失策を誘いその後の逆転を呼び込んだ。9回1死の第5打席でも中前打を放ち、9月初の1試合3安打をマークしてた。