日本での生活は「素晴らしかった」 元西武助っ人が忘れぬ2年間「文化や食べ物が好き」
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メッツのギャレットは2020年から2年間西武でプレーした
2020年から2年間西武でプレーしたメッツのリード・ギャレット投手が、米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」で日本時代の思い出を語った。コロナ禍だったが「とにかく素晴らしかった」と話し「(可能性は低いが)もし何かが起きてまた向こうに戻る機会があるなら、間違いなくもう一度挑戦したいね」との思いを明かした。
米国とは異なる日本の野球について「ヒットエンドランやバントが(米国よりも)すごく多いし、スモールベースボールな部分がたくさんある。(日本の打者は)三振もあまりしないし、打席での対戦を伸ばすためなら何でもするんだ」と粘り強さが印象的だったようだ。
また「向こうに行く機会がもらえて、僕としてはありがたい気持ちだった。メジャーに昇格して投げた初年度はうまくいかなかった。人生を変える額のお金を得るチャンスを貰えた。家族のために、保証されたお金を得るチャンスだった。僕の妻は当時、第一子を妊娠していたんだ。向こうの野球はインクレディブルだった」と振り返った。
さらに「文化や食べ物が好きだったね。それらの全てが素晴らしかった。向こうで過ごした時間について言えるのは、とにかく素晴らしかったということだけさ。コロナの時期だったこともあって少し(普段の状況とは)異なる面もあったけどね」と当時の思い出を懐かしんだ。
2019年にタイガースでメジャーデビューした右腕は、2020年に来日。1年目は49試合で16ホールド、防御率3.10、2021年は61試合とフル回転して17セーブ、防御率3.77という成績だった。同年限りで退団し、2022年はナショナルズとマイナー契約を結んだ。今季はメッツで48試合に登板している。
(Full-Count編集部)
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