中日19歳は「来年の新人王」 止まらぬ躍動…2軍で示す片鱗“2.43”「夢しかない」

中日・福田幸之介【写真:小池義弘】
中日・福田幸之介【写真:小池義弘】

中日・福田幸之助は鷹との2軍戦で5回無失点、最速150キロを計測

 中日のドラフト4位ルーキー、福田幸之介投手が2軍で好投を続けている。15日にナゴヤ球場で行われたウエスタン・リーグのソフトバンク戦に先発し、5回を投げて3安打4奪三振無失点の快投。今季8登板で防御率2.43の成績を残す19歳にファンも期待。「1軍でお試ししてほしい」「来年の新人王」「夢しかない」と声をあげている。

 19歳左腕の勢いが止まらない。この日は3安打3四球と、4回を除いて毎回走者を背負ったが、得点を許さず。スコアボードに0を並べた。直球の最速は150キロを計測。大器の片鱗を見せた。

 履正社高から昨年ドラフト4位で入団。2軍で計33回1/3を投げて26奪三振、防御率2.43の好成績を残す。セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、この日の登板前時点で速球の平均球速は145.0キロをマークしている。

 将来性に満ち溢れた19歳。SNSには「高卒ルーキーで素晴らしすぎる」「1軍で見たい」「中日の希望すぎる」「そろそろ1軍やなぁ」「来年普通に1軍で投げてそう」「来年は先発ローテ入りな」「ガチプロスペクト」「宝石のようなプロスペクトっぷり」とコメントが寄せられている。

(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。

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