鷹・ドラ1前田悠が3回6失点KO 初登板も“プロの洗礼”…防御率18.00に
9つのアウト奪うも三振なし
■ソフトバンク ー オリックス(1日・みずほPayPayドーム)
ソフトバンクのドラフト1位ルーキー・前田悠伍投手が1日、本拠地・みずほPayPayドームで行われたオリックス戦にプロ初登板初先発したが3回56球8安打6失点でKOされた。初めての1軍マウンドは2四死球を与えるも三振を奪うことができず。“プロの洗礼”を受けた。
初回はオリックス打線をわずか6球で3者凡退に抑えるなど、上々な滑り出しを見せた。しかし、2回の先頭打者セデーニョに初安打を許すと、そこから長短4連打を浴びるなど被安打5、4失点。3回にもセデーニョに14号2ランを浴びて計6失点。ホロ苦いデビュー戦となった。
前田悠は降板後に「緊張はしませんでした。2軍では打ち取れていたコースでも、1軍のバッターには打たれてしまったし、追い込んだあともうまく対応されてしまった。スピードはもちろんですが、打ち取れるコースに投げるコントロールをつけていかないといけないと感じました。打たれてしまいましたが、2軍では経験できないことを経験できたと思います。次は良い投球ができるようにレベルアップしていきたいです」と球団広報を通じてコメントした。
前田悠は大阪桐蔭高で3年春に全国制覇を達成。2023年ドラフト1位でソフトバンクに入団した。今季2軍では12試合に登板し、そのうち9試合に先発登板。65イニングを投げて防御率1.94の成績を残していた。
(Full-Count編集部)