ダルビッシュvs山本由伸、地区S第2戦で対戦有力 米報道…日本人マッチアップはPO“初”

10月6日から地区シリーズ開幕
大谷翔平&山本由伸両投手が所属するドジャースと、ダルビッシュ有&松井裕樹両投手が所属するパドレスは5日(日本時間6日)から地区シリーズ(5回戦制)を戦う。パドレス番記者によると、6日(同7日)第2戦はダルビッシュが先発。すでにドジャースは山本の第2戦先発を発表しており、“日本のエース”が相まみえることになった。
地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」のパドレス番を務めるジェフ・サンダース記者が自身のX(旧ツイッター)を更新。ドジャースタジアムで開催される第1・2戦の先発を発表した。ドジャースは第1戦にジャック・フラハティ、第2戦に山本が先発。パドレスはそれぞれディラン・シーズ、ダルビッシュが先発することになるという。日本人投手が同じ試合のプレーオフでマッチアップするのは史上初だ。
山本は6月16日(同17日)に「右肩腱板損傷」で負傷者リスト(IL)入りし、9月10日(同11日)に復帰。メジャー1年目の今季は18先発で7勝2敗、防御率3.00。90回を投げて105奪三振、WHIP1.05の成績を残した。レギュラーシーズン最終戦となった9月28日(同29日)の敵地・ロッキーズ戦後の取材で、地区シリーズ第2戦に先発することを明かしていた。
一方のダルビッシュは27日(日本時間28日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦で日米通算203勝とし、トップの黒田博樹に並んだ。今季は日米通算200勝、メジャー2000奪三振など節目の記録を達成。7月6日(同7日)に制限リスト入りし、8月23日(同24日)に負傷者リストに移行する時期もあったが、16先発で7勝3敗、防御率3.31、WHIP1.07を記録している。ブレーブスとのワイルドカードゲームでは先発機会がなく、ブルペン待機をしていた。
山本とダルビッシュは、昨年3月に行われた第5回WBCで野球日本代表「侍ジャパン」の一員として優勝に貢献した。両者が投げ合うのは初となる。
(Full-Count編集部)
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