大谷翔平を「信じよう」 迫る決戦、LAファンの願い「ド軍には地球最高の選手がいる」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

2022年の地区シリーズ、ドジャースは1勝3敗でパドレスに敗戦

 ドジャース・大谷翔平投手は10月5日(日本時間6日)から開幕する地区シリーズ(5回戦制)で、メジャー7年目にして初めて“秋の大舞台”を経験する。相対するは同地区パドレス。今季チームは負け越した上に、勢いに乗る強豪。戦々恐々とする声が聞かれる中、LAファンは「オオタニを信じよう」と偉才に改めて期待を寄せている。

 大谷や山本由伸投手らを補強したドジャースは今季、世界一の大本命と目されていたが、投打の主力が相次いで故障。パドレスやダイヤモンドバックスの猛追にあい、一時は2ゲーム差まで迫られた。そんな中で大谷が打線を牽引。史上6人目の「40本塁打&40盗塁(40-40)」だけでなく、前人未到の「50-50」まで達成し、最終的に54本塁打&130打点、「54-59」へと数字を更新した。

 一方、パドレスは今季ドジャースに勝ち越しただけでなく、本拠地で開催されたワイルドカードゲームでもブレーブスを2連勝で退け、勢いに乗っている。2022年にも両軍は地区シリーズで対戦。レギュラーシーズンを111勝と圧倒したドジャースだったが、89勝のパドレスにシリーズ1勝3敗で辛酸をなめる結果になった。

 2年前の苦い経験もあってLAファンからはパドレスに畏怖する声があがっているが、あるファンの投稿が話題を呼んでいる。「みんなパドレスを恐れている。自分も理解できる」とはじまり、大谷の写真を添えてこう続けた。

「でも自信を持とう。ドジャースには地球上最高の選手がいる。オオタニを信じよう。このチームを信じよう!」

 この投稿は一気に拡散され、「これに尽きる! 僕らには大谷がいる」「そうだ、オオタニを信じるべきだ」「ベッツとオオタニがいて何を恐れる必要があるのか」などと“同調”する声があがった。大谷は今季パドレス戦に12試合に出場し、打率.326、1本塁打、7打点、OPS.926。9月の首位攻防カードでは勝ち越し打を放ち、チームを勝利に導いた。プレーオフでも“救世主”になれるだろうか。

(Full-Count編集部)

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