ベッツ、復活のPO1号 HRキャッチの悪夢よぎるも…30打席ぶり安打に大谷も喜び

「2番・右翼」で地区シリーズ第3戦に先発出場
【MLB】パドレス ー ドジャース(日本時間9日・サンディエゴ)
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手は8日(日本時間9日)、パドレスとの地区シリーズ第3戦で復活のポストシーズン1号を放った。6日(同7日)に行われた第2戦の本塁打キャッチの悪夢を払拭する一撃となった。
悪夢よぎる一撃だった。初回1死、キングの外角スイーパーを左翼後方へ。左翼・プロファーがフェンス際でジャンプしてキャッチを試みたが、今回はスタンドインした。静まり返るスタジアム。スタンドインと分からなかったベッツは1度ベンチへ戻りかけてマウンド後方まで走ったところで“軌道修正”。苦笑いを浮かべてダイヤモンドを一周した。
ベッツのポストシーズンでの本塁打は、2021年のブレーブスとの地区シリーズ第4戦以来で通算5本目。2022年のパドレスとの地区シリーズ第3戦の第2打席から続いていた連続打席無安打は「29」で止まった。なお、MLB公式サイトのデータサイト「ベースボール・サバント」によると、メジャー30球場のうち5球場でしか本塁打になっていなかった打球で、本拠地ドジャースタジアムでは本塁打になっていなかったという。