山本由伸、大谷&ベッツに感謝 得点直後の失点も…最強コンビの躍動で「気持ちに余裕」

試合後、取材に応じたドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】
試合後、取材に応じたドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】

先発した山本は5回途中2失点で降板した

【MLB】ドジャース 10ー2 メッツ(日本時間18日・ニューヨーク)

 ドジャースの山本由伸投手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第4戦で先発。4回1/3を投げて8奪三振4安打2失点と好投した。勝利投手にはなれなかったが先頭打者弾を放つ4得点の大谷翔平投手に対し、「気持ちに余裕を持って投げることができた」と振り返った。

「初回から失点してしまったんですけど、なんとか最少失点に抑えられたのはよかったのと、右打者が多かったのでスライダーが多少多くなりましたけど、とにかくチームが勝てたのでいい投球だったのかなと思います」

 大谷翔平の先頭打者弾で1点先制した初回、1死からビエントスに右中間へ同点ソロを被弾。いきなりの失点となったが、すぐに立て直した。初回1死のアロンソから4者連続で空振り三振。2回まで5奪三振と上々の立ち上がりを見せた。

 しかし、3回に先頭のアルバレス、リンドーアに連打、アロンソの四球で1死満塁のピンチを招き、ニモの併殺崩れの間に1点差に迫られた。3点にリードを広げた4回は3者凡退に。5回は先頭・アルバレスに死球を与え、リンドーアから空振り三振を奪ったところで降板した。

 失点を許してもすぐに大谷、ベッツのコンビが機能し、着実に加点していった。山本は
「なんとかリードを守ろうと思いながら投げていましたし、追加点をとってもらえたので多少、気持ちに余裕を持って投げることができたのかなと思います」と感謝した。

 また日本と比較して早い段階での継投が多いことに「日本もリリーバーがいますし。基本は先発が7回くらいまで投げることが多いけど、こちらは早い展開からリリーフの方がでてきてくれて、きょうも抑えてくれた。どちらがいいとかはないのですが、きょうは助かりました」と中継ぎ陣への感謝の思いも述べていた。

(Full-Count編集部)

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