背水の巨人…井上温大が5回までパーフェクト 負ければ終戦の大一番、23歳が初CSで快投
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3回には3者連続三振…巨人打線は4回に先制
■巨人 ー DeNA(19日・東京ドーム)
巨人・井上温大投手が19日、東京ドームで行われたクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージの第4戦に先発。負けたら終戦となる大一番で、5回まで強力打線をパーフェクトに抑える投球を披露した。
重圧のかかる一戦を任された23歳左腕が、初CSで躍動した。1、2回と3者凡退と文句なしの立ち上がりで勢いをつけると3回は森敬斗内野手、戸柱恭孝捕手、アンドレ・ジャクソン投手を3者連続三振に仕留めた。
4、5回も3人で切り抜け、5回までDeNA打線を完全に封じ込めた。5回を投げ終えた時点で打者15人に対して4奪三振、54球の内容だった。井上は今季、25試合に登板し8勝5敗、防御率2.76の成績と活躍し、チームの優勝に貢献していた。
巨人打線もDeNA、ジャクソン攻略に苦しんでいたが、4回に無死一、三塁のチャンスを作ると、4番・岡本和真内野手の二ゴロ併殺の間に三塁走者が先制のホームを踏んだ。
(Full-Count編集部)
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