WSでめったに見られぬ2大スターの競演 大谷vsジャッジは“44年ぶり”…米名物記者主張
米名物記者主張…WSで2大スターの競演は1980年のブレットvsシュミット以来
ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地で行われるヤンキースとのワールドシリーズ第1戦に「1番・指名打者」で先発出場する。名門同士による頂上決戦で注目されるのが、大谷とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の“競演”。米名物記者は超貴重だと主張している。
米メディア「ジ・アスレチック」などに寄稿している名物記者、ジェイソン・スターク氏は米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLBナウ」に出演。「オオタニとジャッジは、バードやマジックのような存在になれますか? (昔は)ファイナルですら生中継されることがなかったですが、(2人の活躍で)人気が大爆発しました」と問われた。ラリー・バードとマジック・ジョンソンは1984年のファイナルで激突した。
スターク氏は「私たちのスポーツで(2大スターがワールドシリーズで戦うことは)起きないことです。(球界)2大スターが全盛期で、ワールドシリーズで戦った年をリスト化しました。非常に短いリストですね」として4つの例を挙げた。
1946年のテッド・ウィリアムズ(レッドソックス)とスタン・ミュージアル(カージナルス)、1957年のミッキー・マントル(ヤンキース)とハンク・アーロン(ブレーブス)、1968年のデニー・マクレイン(タイガース)とボブ・ギブソン(カージナルス)、1980年のジョージ・ブレット(ロイヤルズ)とマイク・シュミット(フィリーズ)だという。
前人未到の「54本塁打&59盗塁(54-59)」をマークした大谷。メジャートップの58本塁打&144打点を記録したジャッジ。両雄は大舞台でどんな打撃を披露するだろうか。
(Full-Count編集部)